「フローズンマジック」は夏物、季節商品でしたので短期間で販売する必要がありました。
そこで販促物に力を入れて展開したほうがいいだろうということになりまして動画も含めて、その他の販促物もかなり充実させた形で展開していくこととなりました。
まだ日本にほとんど浸透していない商品でしたので、見た目だけではなく使い方を見せたほうがわかりやすいということになり、それなら動画を制作してもいいんじゃないかということになりました。
■動画を制作されたのは、今回が初めてでしょうか。
初めてというわけではないのですが、今回これだけ大きく販促物として動画を取り上げたのは今回が初めてのことだと聞いております。
YouTubeにアップロードしたり、ホームページでもYouTubeの動画を貼っていつでも見られるようにしています。
あと、これが一番大きく展開していることなんですが、主に雑貨店さんの店頭で流していただいています。主にご活用いただいている店舗さんでは東急ハンズさんやロフトさん、パスポートさんなどの店頭でご活用いただいております。
実際に店舗様の方で今回制作した動画を流したところ、最初は一部の店舗だったんですけれど、やはり効果が全然違ったと聞いたんですね。動画を流したところは売り上げが非常に良くて、動画を流していない店舗ではそうでもなかったということで、どんどん動画を流している店舗さんが広がっていっているという状況です。
それ以外では展示会でも販促ツールとして流しています。
私たちも動画制作はほぼ初めてですので、まずNewtype Projectさんには私達の方でわかることが少ないことと、「大体こういうイメージで」とお伝えして、あとはお任せするという形になりました。
「フローズンマジック」は10代~20代の方をはじめ、お子様のいらっしゃるファミリーの皆様などをターゲットとしています。動画の中に「家族みんなでLet'sフローズン」という場面があるのですが、小さいお子様のいらっしゃるご家庭でも皆さんで楽しめます、といったアイテムにしたかったんです。ターゲットの年齢層が幅広いので、誰でも皆さん楽しめますという動画を制作したいと思いました。
また、商品自体がカラフルでポップなイメージなのでそれを映像でも強調したいと考えていました。それに「お子様でも使用できる」というのがわかるように、と言いますのも弊社の販売経路には玩具ルートが多いんです。ですので玩具売り場に合うようなイメージで、とお願いしました。
■弊社に対する不安や、実際に制作されて感じた点などありましたか?
「思ったとおりのものができるだろうか」という不安はありましたね。修正していただけるのが1回だけと伺っていましたので、どれくらいこちらの意志が伝えられるかという不安がありました。
動画制作を決定してから納品まで本当にかなりタイトなスケジュールだったにもかかわらず、実際にはかなり完成度の高いものを提供していただきました。こちらの意図が伝わったものを作っていただけたと思いますので、そういった不安な点はクリアされましたね。
それに、Newtype Projectさんのホームページであらかじめ動画サンプルを拝見していましたので、動画のクオリティについての不安はありませんでした。サンプル動画を見ることによって自分達が作りたいイメージをつかむことができたと思います。
「動画を10万円で制作出来る」というのは動画制作ではリーズナブルでも、販促ツールとして印刷物と比べた場合には決して安くはありません。ただNewtype Projectさんの場合、動画を各店舗さんで流す際にデータが合わないといった場合にも対応してくださったり、後のフォローもしっかりしていただきました。正直、そこまで対応してもらえるとは思っておりませんでしたので、そういった点も含めて満足しております。
とても良い反応を頂いております。
動画を流すかどうかの判断は各店舗さんにお任せしていますので動画のない店舗さんもあるのですが、やはり動画を流している店舗さんは売り上げが良く、小さい店舗さんでも動画があると売り上げが良かったそうなんですね。
そういうこともあり、できるだけ動画を多く流そうということになりまして、7月に入ってから販売店さんからの動画の依頼が増えました。発売と同時というよりは、後から徐々に依頼が来ている様子です。
やはり遊び方がわからないと、購入されにくいですよね。動画だったら直接「どういう風に使うものか」をすごくわかりやすく伝えることが出来るのだと思います。フローズンマジックの「短時間で出来る」ポイントと、さらに「簡単に出来る」点を売りにするためには、動画というものが必要だったのかなと思います。
■社内での評判はいかがですか。
社内でも動画を提供させていただいた企業様からも好評で、内容としては非常に満足しています。
印刷物のみの販促では不十分ですし、動画だけの販促活動もできません。印刷物と動画、それぞれを複合的にお互い補って販促活動を展開するのがいい。実際の売上につながらないと思います。
今後大型の商品を扱う予定もありますし、その際にはまた動画を活用したいと考えております。